2泊3日の伊豆の旅へ。
Moon light gearムンムンと定期的にやっているものぐさハイクとは違うファストパッキングのハイクをしようよ。って去年の末頃に盛り上がってた。
たまには山頂という点を目指すのではなく線的なスルーハイクな感じで行こうと。
たまには山頂という点を目指すのではなく線的なスルーハイクな感じで行こうと。
はじめ東海自然歩道の一部を3日かけて走る計画だったのだけれど、気温や雪の事を考えるとギアが増えファストハイクでは無くなるねという事で比較的温暖な伊豆とした。
そしてライター根津さんとanswer4コバちゃんを旅の道連れに。
多少のリサーチはするも、どういう旅にしたいのかイマイチ考えが纏まらず大雑把に「スタートは伊豆最南端の石廊崎、ゴールは修善寺にしよう」という事だけ決めて行き当たりばったりにしようぜと。
途中、寄りたい場所をピックアップしてそれを繋げていく感じ。
スタートの石廊崎の灯台。
answer4の20Lファストパッキング仕様のプロトタイプを今回譲ってもらった(白X-pac)
勿論テスターという使命を背負って。
ムンムンはOMM、根津さんはgossamer gear。
初日は南伊豆歩道をメインに北上して行く。
トレイルとロードが半々といった感じ。
photo:Kobayashi
この小さなバックパックには3日分の食料まで入るはずもなく、食料、水、酒はほぼ現地調達。
手探りしながらの行き当たりばったり感もまた楽しい。
やっと見つけた酒屋が有名な飴屋さんで、ちょっと見ていけって言われて見学させてもらったり。
(あとでこの飴を食べながら缶ビールを飲むとホワイトエール的な美味しいビールになる事を発見)
スタートが遅かった為、途中で日が落ちてしまった。
初日はかなりの強風の為、キャンプ場のコテージにお世話になりました。
近くのスーパーで食料を調達して小さな宴会。
初日は約30kmほど走ったようです。
DAY2
2日目はロード中心。
昼に港に寄り海鮮丼を食べ、海沿いのロードに飽きてきたので海抜0m付近から標高800~1000m付近の伊豆山稜線歩道を目指す事に。
過去に何度かテン泊している景色の良い宇久須峠で寝る予定が、この日もかなりの強風の為、断念して海側から吹き荒れる風を遮る谷を探しました。
日没前にシェルターを張れた安堵感。
ここでまたみんなで酒を片手に晩ご飯を食べるんだけど風が止まない為に兎に角寒い。
自分はダウンパンツを置いてきてしまった事を後悔しました。
17時頃からの宴会も19時に解散となり、何故か0時にまた集合(笑)
3時頃まで飲んで8時にまた起床。
DAY3
さて、最終日。
流石PCTを歩いたりUTMBを完走したりしている濃いメンツなのでタフです。
3日目にしてやっと風が弱まり気持ち良かった。
バカ話をしながら歩く。
奥の達磨山を越えるとゴールはすぐそこ。
この先のバス停が今回のGOAL。
長かったような短かったような距離。
譲ってもらったから言う訳じゃないけど一番感心したのは走っている時の上下左右の揺れが少ない事。
エッジが効いたデザインだけどルックスだけではなく、肩に近い場所を幅広にして容量が大きく重心を高くしている事が揺れを少なくしているんじゃないかと思う。
あと他のファストパッキング向けのバックパックに比べショルダーベルトが厚くクッションが効いているので3日間走っても痛みが出る事もなく快適だった。
UDのベストのようにフロントにボトル2本挿し+αの収納も充実しているのでとても使いやすいし背中だけでなく胸側にも荷重が掛かる事によってこれまた揺れにくくなるのかなと感じた。
ULハイキングのバックパックも今後、この流れになるんじゃないかと思う。
だってとても便利だし使いやすいし。
個人的に今後が楽しみなガレージメーカーです。
いやー本当に楽しかった。
山だけでなく海や街に行く選択肢がある事、食料の補給のタイミングが自由な事、決まっていたのはスタートとゴールの場所だけという何ともこのテキトーな4人にピッタリな旅でした。
最高な約75km伊豆の3日間でした。
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