OMM JAPAN RACEに参加してきた。
このレースはトレイルランニングレースではありません。
なぜならこのレースには決められたコース(トレイル)はないから。
足が速く、長い距離を走れる走力だけでは攻略できません。必要なのは「山の総合力」。
山岳地を安全かつ正確に行動するためのナビゲーションスキルと経験、走力、そしてなにより精神力が試されます。
ゴールまでの道筋はあなた自身が導きだし、その「道」を正確に駆け抜けるのです。
広大な自然と真正面から対峙しながら、自分の体力、走力、極限の精神状態と向き合いながら、
2 日間にわたり繰り広げられるダイナミックな” マウンテンレース” を体感してください。
OMM JAPAN RACE HPより
東伊豆がOMM RACEの舞台だったので(試走禁止だった)西伊豆に走りに行ってみたり。
ITJのトレイルを走ったり。
名も無き山で地図読みをしたり。
藪こぎの藪が深すぎて撤退したり・・・
テン泊の練習という名の宴会をしたり。
海辺と付近のトレイルを走ってみたり(実際のOMM RACEとはかけ離れていたけど笑)
レース前日。
何となくパッキングをするも色々気になり少しずつ荷物が増えていく。
前日のみんなのツイッターやインスタグラムを見ると酒や食料を増やしたくなる罠。
トータル7kg弱にしたつもりが夜スーパーで買い出しをして寝る前は8~9kgになっていました笑
UDのPBベストで出る事も考えてたんですが、雨予報で走る事よりテン場でワイワイする事に脳内がシフト。
一人でファストパッキングのハイクをするとどうしてもストイックになってしまうので今回はユルく。
当日。
iphoneのアラームが鳴らず寝坊、ギリギリの時間に到着・・・
ジャキコシ組とモシハリプロ組。
チームメイトや仲間に再会。
今回のバディはROD!!の中でも瞬足のアキラさん。
キューベンスカートは打ち合わせした訳じゃなく偶然です笑
使ってる人はほぼ見かけないけどショーツやポケットの中のティッシュやケータイがほとんど濡れないので結構便利です。
キューベンスカートは打ち合わせした訳じゃなく偶然です笑
使ってる人はほぼ見かけないけどショーツやポケットの中のティッシュやケータイがほとんど濡れないので結構便利です。
カトタケ組と同時にストレート、スタート!!
序盤は本場のレースを連想させるような風景。
しかしこの後はガッツリと樹林帯が待っていました。
最低限の地図読みはマスターし挑んだつもりでしたが思った以上に難しい設定。
オリエンテーリングの要素が強くルートロストはしなくてもポイントを探し出す事に時間をロス。
走力よりも地図読みの力の無さを実感しました。
スタートから2時間程で激下りの藪こぎの斜面で足を滑らせ転倒。
ふくらはぎを見ると小指ほどの太さの枝が足に突き刺さっていました。
慌てて抜き取ると2cmくらい刺さっていたらしく激痛と出血。
幸い血はすぐ止まったのでそのまま出発。
10時から日没まで痛みを感じながら走る事となる。
消毒出来なかったので川で泥だらけの靴と共に洗う。
足の速いアキラさんに付いていくカタチで道中で20組くらいは抜いたと思う。
ただ足の痛みがあったので自分はかなり必死。
14時頃から晴れ間が見えてきた。
ストレートのタイムリミットは17:30(スコアは15:00)
走らなきゃ間に合わないかもとペースは落とさず走っていたのだけれど前半の地図読みのミスの積み重ねと荷物の重さや足の怪我が仇となり15時頃、同じ境遇の仲間と偶然合流した時にこれ以上ポイントを探すのはタイムリミット、日没に間に合わないという判断をして撤退を決める。
ストレートのタイムリミットは17:30(スコアは15:00)
走らなきゃ間に合わないかもとペースは落とさず走っていたのだけれど前半の地図読みのミスの積み重ねと荷物の重さや足の怪我が仇となり15時頃、同じ境遇の仲間と偶然合流した時にこれ以上ポイントを探すのはタイムリミット、日没に間に合わないという判断をして撤退を決める。
まだ間に合うんじゃないかという気持ちも少しあったので残念だったけど、この判断は後に正解だったと思った。
間に合わないと思った落胆と仲間に会えた安心感で歩き出す。
同時に足の痛みもピーク。
テン場まではあと10kmくらいだったけどとても長く感じた。
結局初日はトータル40km程走ったらしい。
小川くんHBD!!
DAY2
クフが豪邸に見えるほど小さいですがしっかり熟睡できました。
電気くん。
ひらどん茶々組。
左はハイカーズデポの土屋さん。
ULハイキングにおいて自分に多大な影響を与えてくれた人とのんびりお話ができて嬉しかった。
この後、スコア組のスタートを見送り。
監督のリラックス感。
モナアヤ組。
アネコン組。
ワンワンオガワン組。
宴会装備と中途半端な地図読みで時間内に完走出来る程、甘くはありませんでした。
見づらいけど序盤のCというポイントを中々探し出せず時間をロスした事が最大の敗因だと思う。
来年ももし出るならばストレートならガチで、宴会メインで考えるならスコアで(それでもキツイと思うけど)出たい。
あとはとにかく地図読みのスキルをもう少し上げたい。
これはいつものハイキングにも役に立つ事だし。
新たな出会いが沢山あったし久しぶりに会えた友達も沢山いたしハイカーとトレイルランナーの垣根が取れたような感覚が今までに無いタイプのレースだと感じたし楽しかった。
運営及びスタッフ&ボランティアの皆さん本当にお疲れさまでした。
特にチヨちゃんからは1~2年前のハイキングの時にOMMレースを日本でもやりたいんだよね。と聞いていたのでそれを思い返しながら走っている時はなんか胸アツでした。
スゲーなーと友人ながらリスペクトです。
そしてバディのアキラさん付き合ってくれてありがとう!!
キツかったけどとても充実した2DAYSでした。
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