2013/06/04

Speed Hike Consideration(考察)





2~3年程前から始めたナイトハイク。

仕事や子守りを終わらせた後の夜の少ない自由時間を見つけ急いでパッキング、夜出発しても朝9時頃までに帰るという家庭に負荷をなるべくかけないスタイルがマイルール。

しかし睡眠時間を減らしていたり休息する時間を削る為、行く前からテンションが上がらない事もしばしば。

軽い荷物で涼しい夜道を気持ちよく走る事が出来ないかなと以前より手探りしていました。

最近は歩くだけでは物足りなくなってきたって事もある。

スピードハイクとは本来、軽いバックパックで出来るだけ遠くへっていうのがコンセプトなんでしょうけど違う動機やアプローチが入口でもいいじゃないのって事で色々考えてみた。


 




 
 
 

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GOLITE Race
 
 
 
スピードハイクを想定してのパッキング。
 
自分の所有するザックでショルダーベルトの調整が色々出来て一番走れそうなGOLITEのRaceをチョイス。
 
アルコールストーブ含んだ手持ちのオーバーナイト最軽量仕様。
 
ベース2.9kg。
 
2食、水1L、カメラ、三脚込み4.5kg。
 
ザックが40Lでは大きすぎるので圧縮してないシュラフで調節。
 
 











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目的地に到着。
 
今回トータル4.5kgの重量なら普通に走れるし揺れも気にならない事が分かった。

この重さだから走れるんだけどもう少し重くなったらザックのショルダーパッドも揺れる度に不快になりそう。

ウエストベルトは必要なんだけど締め過ぎると走りづらい。
 
 
 
最低限の防寒着しか持っていない為シュラフに入りながら湯沸ししシェルターの下から寝転がって景色を眺めながら就寝。
 
ちなみに夜中は風が強くシュラフのロフトが潰されて寒さを感じる程。
 
キューベンはとても強度があるのでMYOGしたシェルターに何の心配も無かったのですが風でバタつくととてもウルサイ事が弱点。









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曇りの為に日の出はありませんでしたが清々しい朝。









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少しだけ朝焼け。
 
奥に富士山。








Hello!

このクッカーのセットも自分の最軽量仕様。
 
マスプロダクトの様に誰にでも使えて壊れない物ではありませんが小さく軽く好きな大きさの物が作れるMYOGはスピードハイクと相性が良い。

コーヒーとパンでノンビリした後に出発。







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駿河湾。










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MountainHardwear Way2Cool TankとBROOKS CASCADIA8を初投入。

Way2Cool は評判通りかなり風通しが良く真夏は使えそう。

バックパックを背負って走るとすぐに背中が蒸れるので空荷より当然暑い。
なのでトレランでなくても重宝しそう。

CASCADIA8は捻挫の足首の痛みと足底筋膜炎が中々改善しないので購入してみた。

予想通りのクッションで痛みが出なかったのは嬉しかった。

ソールは硬め、アーチサポートが少ないと思う。
足底筋膜炎の場合サポートがあった方が良いのだろうけど自分は無い方が痛みが出にくいように感じた。

ワイズは普通よりちょっと狭いのかな?
自分には丁度でした。

全体的にはモントレイルのマゾヒストのクッション性をUPしたような感じだけど持ってみると見た目より十分軽い。









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早朝は人もいないし涼しいし超快適。

ついつい飛ばしたくなるのを我慢してスローペースで下山。



 
 
 
-----反省点-----
 
 
この装備だとザックを20L~25Lくらいに。
(但しあまりシュラフや衣類を圧縮すると緩衝材が無くなりザックの中で重い物が跳ねて走りにくくなる)
OMMやテラノバのような走れるザックが好ましい。
 
ストーブはストイックにいくなら無し。
 
カメラはiphoneで代用可能。
 
シュラフをもっと気温に細かく合わせた物にして防寒着と兼用。
 
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このあたりを徹底すればあと1kgは軽く出来るはず。
 
 
ラグジュアリーなのかストイックなのか。

トレランなのかスピードハイクなのか。
 
 
 
あとはその時の時間帯や状況、気分によって選べば良いと思う。


 

1泊が出来ても時間が少なかったり2泊はなかなか出来ないけど2泊でないと行けないような場所に何とか1泊で行きたいなんていつも思ってる。

まぁ時間が沢山あって仲間とゆっくり歩けるのが一番なんですが。

時間が無ければ手法を工夫して自分なりのスタイルを模索していきたいと思います。














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