10月末の鳳凰へ行ってきた。
Zimmerbuilt Hybrid Day Pack
前日までギアループというイベントに遊びに行くつもりでしたが台風の為中止になり急遽鳳凰三山へ。
金曜に台風が通過、土曜の昼間まで雨という予報を見て午後から入山しようと計画。
慌てて前日夜にパッキング。
Zimmerbuiltの20Lくらいのハイブリッドキューベンのバックパックに1泊分の装備と食料とAKベストを突っ込む。
車で夜叉神峠駐車場まで行きその日のうちに夜叉神峠の小屋までハイクしてテン泊、翌日はテン場に荷物をデポしてトレランにシフト、薬師岳、観音岳、地蔵岳と縦走しオベリスクまでのピストンとする予定でした。
ところが・・・
夜叉神峠駐車場までの道に台風による倒木があり通行止め。
その場にいた役所の方と話をすると歩いては行けるけど台風で道が荒れていると思う。
分かりにくい道だから気をつけてとの事でした。
ここの看板より下にある駐車場に車を止めハイキングスタート。
CT1時間40分なら1時間もあれば夜叉神駐車場まで行けるだろうと。
短パンはちょっと寒かった。
しかし待っていたのは濃霧と分かりにくい道。
初っ端から痛恨のルートロストに加え日没。
夜叉神までたどり着けずビバーク。
LocusGear Khufu CTF3
まともな写真を撮る余裕も無し。
初めてガッツリ道に迷った事と鹿の鳴き声にあまり眠れず・・・
DAY2
4時に起床しすぐ出発。
気温はここで0度くらいだったかと。
KLYMITのイナーティアXライトを夏から数回使ってみた感想。
夏でも暑くならず今回0度でも寒くなかった。
中の容積が小さいので膨らませるのが簡単。
どのインフレータブルなマットよりコンパクトな収納サイズ。
寝返りをする人には不向き。
個人的にはとても気に入ってます。
ここからUDのAKVESTで走る為、装備もレース並にミニマムに。
道迷いはもうこりごりなので川づたいにスタート地点まで戻り車道を走り夜叉神駐車場まで行き自販機のホットコーヒーで身体を温めあらためて入山。
稜線からこのグラデーションを眺めたかったなぁと悔みながら走る。
夜叉神峠
結局間に合わなかった。
ただ白樺や苔が真っ赤に染まる瞬間もヤバいくらい綺麗でした。
温度計を見ると-4度。
停滞するとすぐに身体が動かなくなりそうな位寒いのですぐにまた走り出す。
それでもとても活躍したのがArcteryx Phase AR Zip Neck。
適度に暖かいのに汗抜けが良かった。
紅葉の鳳凰も楽しみの一つでした。
ただ台風で殆ど落葉してしまった様。
その代わりトレイルはフカフカでテンションも上がりつつも今回の駐車場から薬師岳まで約2000mの高低差を一気に駆け上がるのでなかなかキツい。
今回トレランで来ているので火器も食料も殆ど無し(ジェル、行動食は別)
その為、山小屋を頼りにしていました。
朝早くに悪いなぁと思いつつ2つ目の小屋(あえて名前は出しませんが)で挨拶して食べ物を頼もうとすると、台風の後でこんなに早く人が来るなんて思ってない。何も出す物も無いから出てってくれと言われました。
身体が冷えてしまったのでインスタントコーヒーもダメですか?と聞くとお湯を沸かすのが嫌だと。
よく山小屋を悪く言う人っているけど自分はあまり嫌な思いをした事なかったのでピンとこなかったですがあまりの態度の悪さに唖然。
そういう事だったのね・・・と。
でもでも薬師岳小屋のスタッフのおねーさんはとても気さくな人で癒されました(笑
沖縄の西表島から来てるとの事。
また遊びに行きますー!
白峰三山
稜線に出るまで霜がびっしり。
ここから薬師岳の稜線へ。
もうね・・・最高・・・
勿論ハイクも好きなんだけど何処までも走って行けそうなこの軽さは本当ヤバい。
持って来たギアは最低限だけど今回の行動と目的と環境にカチっとハマった気がしてとても快適でした。(停滞した時の寒さは別)
八ヶ岳
奥には富士山。
折り返し地点のオベリスクが見えてきた。
滑る場所も多い。
やっと到着。
軽く行動食を口に入れてまた走り出す。
何故なら風が寒いから(笑)
帰りはガレ場も多いけど下り坂メインの楽しい道のり。
夜叉神駐車場から車を停めた所までのトレイルをもう一度帰りにリベンジしましたが濃霧が無くてもやっぱり迷いそうでしたww
ランメーターで測った一日の走行距離はおおよそ40km。
1人だけどとてもとても楽しい山でした。
END
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