2014/06/19

Backpacking Ultralight Chair (MYOG)



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バックパッキング用のチェアを製作してみた。

 
 
 


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テン場に早く着きそうな山行の時は多少の荷物が増えてもくつろぐ時間を快適にしたくなる時がある。
 
そんな時はイスが欲しくなったりするのだけれど市販の物はどうも重い物が多く持って行く気になれなかった。
 
 
左に写っている物はクレイジークリークの中でも軽量とされるヘクサライト実測560g。
 
現行のHex2.0は614g。
 
 
見た目も座り心地も文句ないんだけど山に持って行くには少し重いと感じていた。
 
どうせ作るなら市販の物よりなるべく軽くかっこよく。

目標は1/4の150gとした。
 

ダイニーマXグリッドストップとプラパーツとグログランテープはOMMで購入。
 
あとガイラインとカーボンパイプを用意。

部材はなるべくクオリティーの高い物を選んだ。
 
 
 
 

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わきさんにいただいたMACPACのカタログを一通り読んだ後、隅を補強。
 
 全体のサイズ、フレームの配置などはヘクサライトとほぼ同寸としました。
 

 

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パーツの裁断、取り付け。



 

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で、こんな感じ。

縫い方、補強の仕方はクレイジークリークが参考になりました。

マットはクローズドセル最軽量の部類のEDELWEISSの物をカット。

ループとコードで折れる部分のみの固定としましたがマットの裏の凹凸のお陰かあまりズレないのでこのままで良さそう。

マットによっては上下の固定も必要になるかもしれません。

 
 

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本体重量109g。

 


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マット込みで156g。

目標の150gには届きませんでしたが現行のHex2.0の614gの1/4近い数字を出せました。





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寝る時はサイドのバックルを外せばマットの一部に変身。

イナーティアXライトが実測146gだったので合計約170cm、302gのマットとなる。

これは十分に使える数字ではないかと思う。


インフレータブルとクローズドセルの併用で寝心地の確保とパンクした際のリスクの分散も出来る。


 
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収納もマットを外せばこの通り。

太さはうまい棒くらいでしょうか(笑)


 

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あとは気になる座り心地ですがこのマットがクローズドセルの中でもトップの寝心地の物なので(自分調べによる)そのまま反映されてとても良いです。

強度はまだ家の中だけの使用なので何とも言えませんが負担をかけた座り方をしても問題無さそうな様子。

本体はタイベックとダイニーマで構成されているので何処で座っても穴が空くことの心配は必要なさそう。




早くパッキングして山や川に持ち出したいです。

 



 

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